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ONBAの活動で一番楽しかったのは米軍根岸ベースでのトーナメントだった。特にアメリカと日本の子供達の試合は興味深かった。ベースの男子チームは他校との試合に遠征中で、代わりに女子チームと戦ったが、コテンパンにやられた。中学生中心の日本チームにはバスケ部の連中も多く最初は飛ばしていたが、アメリカチームのスピードと迫力にやられた感があった。日本チームのコーチはアメリカ人のアール、当日はプロバスケチームのコーチさながら、スーツ姿で現れ雰囲気を出していた。この日本チームの中には、以前話したブラジル系の男の子たちが混じっていた。彼らにしても初めての対外試合、まして相手が外国人となると顔が引き締まりキリリとしている。万引きをしようとして私に見つかった時の顔とは大違いだ。根岸ベースは小規模ながらアメリカンスタイルのピザやバッファローウイング、ホットドックなどを英語で買える楽しみがある。
つづく
黑部 美子(インターナショナル・ランゲージ・ハウス CEO)
※数年前のILH Connectionのコーナーの一つとして寄稿された文章になります。
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