ランゲージ・ハウスのオンライン学習で英語学習中

2020年に執筆されました

新型コロナの影響で教育環境も変わった。生徒がIN PERSONでの教育を受けられない環境でONLINE学習が導入された。それにZOOM機能が加わりパソコン上で顔を見ながらの授業が可能になった。最初はZOOMのいつでもどこでも感が新しく、「それではまたZOOMで会いましょう」的なブームがあった。しかし最近になってONLINE学習の問題点が様々な方面から指摘されている。

私もZOOMはよく使う。しかし2〜3回ZOOMミーティングをすると「一度対面ミーティングをお願いできますか。」ということになる。相手も「そうですね、そろそろ必要ですね。」となる場合が多い。仕事上の最終確認や、相手とのリレーションシップが必要な時はなおさらである。

 さて、話をONLINE学習に戻す。ランゲージ幼稚部も5月、6月の自主登園の間、登園できない園児さんを対象にONLINEクラスを開催した。結果は60点ぐらいだと思う。外国人講師たちはそれなりにあの手この手で工夫を凝らし頑張っていた。しかしZOOMに向かう子供達の表情は今ひとつで、そばに寄り添う保護者も大変そうだった。正直なところ今の時点ではYOUTUBEには敵わないと思った。最近のYOUTUBEは制作側もヒット率を見込んでかなりの時間とコストをかけて画像を作成している。それに比べZOOMはぶっつけ仕事感が拭えない。とはいうもののコロナはいつ明けるかわからず、またいつ何時コロナの大波がやって来るかもわからない。そうなるといつでもデジタル学習を配給できる体制は必要不可欠と考える。

 ランゲージ・ハウスでは6月からデジタルチームを結成した。まずハウス全体のサービスメニューを一体化させたHPを製作中で、その中には幼稚部や認可保育園、派遣紹介の内容紹介、そしてオンライン学習にアクセスできるページを作った。またデジタルライブラリーというすでに録画した動画を2歳〜大人までのカテゴリーに分け、好きな動画を通して何度も英語学習にアクセスできるというシステムだ。実際の利用は11月1に力を予定している。また英会話クラスのデジタルパッケージを作り、子供から大人まで自分の目標とするレベルまでデジタルがお手伝いするというプログラムを同時進行している。

 とはいえ、私の好きなクラスはやはりIn Person。先生と生徒が現実の世界でふれあい学習する人間本来の姿が一番である。

黑部 美子(インターナショナル・ランゲージ・ハウス CEO)

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